梅香崎町は万延元年、開国に伴う外国人居留地造成のために開かれた町で、文久3年に居留地区域を定めた際に梅ヶ崎町と命名されました。周囲の崖の上の唐人番所に天満宮が奉祀されていることが由来となっています。昭和48年の町界変更によって梅香崎町となります。当初の天満宮は、現在の西小島に移動しますが、天満宮の神聖な跡地には祠が残され、後に楳崎天満宮と称し、十人町の鎮守神として大切にされています。