樺島天満宮の創建は、神社の鳥居に「天保二年百年祭記念」とあることから、天保2年の100年前である享保16年だと考えられています。現在の築城クリニック北隣にあり、ここは秋月藩蔵の屋敷があった場所と推定され、天満宮は屋敷内の鎮守神だったと思われます。ちなみに樺島町と万才町の境目にあたる石垣の下には、開港当時にポルトガル船やオランダ船、唐船などの飲料水に使われていた井戸の跡が残っています。