筑後町にある本蓮寺は、長崎三大寺の一つ。山門横には「勝海舟寓居の地」の石碑が立っています。幕臣であった勝海舟は、幕末に本蓮寺末庵の大乗院(現在の教育会館)に滞在。そこから長崎奉行所西役所内の海軍伝習所へ通います。日本の航海術の発展のため、勝海舟は長崎の海軍伝習所に入り、後に咸臨丸で太平洋を横断し幕府海軍の育成に努めました。そして当時身の回りの世話をしていたお久との間に息子の梅太郎を授かります。