稲佐烏山神社の祭神は保食大神(稲荷神)。享保3年、当時の浦上淵村平戸小屋郷の鎮守神として祀られました。平戸小屋の鎮守ということで、毎年秋に行われる大祭は平戸小屋くんちと呼ばれていました。社殿の上にある巨大な岩は、古来より鴉岩と呼ばれており、多くの市民が登っていたそう。江戸時代の儒学者・北島雪山が長崎に来た際には、長崎奉行に岩を賜りたいと願い出たという話も伝わっています。