1万坪を越える悟真寺の境内の半分を占めるのが、後山に広がる国際墓地。中国はもちろん、オランダ、ロシア、ポルトガルなど数カ国の人々の墓があり、仏教式念仏で供養を続けています。ロシア正教のチャペルもあり、ソ連時代のゴルバチョフ大統領が訪れました。長崎で亡くなったアメリカ人のために懇意にしていた遊女が建てた墓など、この地に眠る人の数だけ物語があります。