1887年(明治20年)から桜を植えて整備し、1900年(明治33年)には浴場が完成しました。長崎の奥座敷と称され、料亭と温泉を楽しみながら春は桜、秋は菊が愛でられたといいます。カルルスとは、温泉にチェコスロバキアのカールス・バードの湯の花(鉱泉の結晶)を用いたことに由来します。現在、料亭橋本庭園内にある桜はカルルス時代の桜といわれています。