当初はオランダ輸出向けの水甕から始まり、やがて木下逸雲など名だたる画人が白磁に絵付けし、南画風のデリケートで上品な色合いが特徴となった亀山焼。美術品としての価値は高いものの、50年間という短い期間に焼かれたことから「幻のやきもの」ともいわれています。この地の斜面を利用した登窯で焼かれていました。