富江の街や鬼岳などが一望できる展望所。
富江半島のほぼ中央付近にある標高84mの只狩山山頂にある展望所。らせん状の三層になっており、鬼岳や富江湾に浮かぶ多郎島・小さな島々など倭寇も眺めたであろう風景を一望できます。山頂付近は、島民や観光客の憩いの場として整備されています。また、桜の名所としても知られており、ソメイヨシノ300本が美しく咲く頃には多くの花見客が訪れにぎわいます。
展望所脇には、作家・新田次郎氏の小説「珊瑚」の記念碑があります。この小説は、サンゴ景気にわく五島列島で、深海サンゴに魅せられ、命がけで海に出る若者たちの愛と夢を描いた海洋ロマンです。

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