オランダ、イギリスとの貿易華やかな頃、延命町(今の浦の町)は、川崎屋助右衛門、半田五右衛門、伊藤謀等の貿易商が軒を並べて、平戸一番の賑わいを見せていた所であった。この浦の町裏通り天満宮登り口に、大きく枝を四方に伸ばしている老ソテツは、川崎屋全盛時代に植えられたものといわれている。