梅園天満宮の境内には、その名の通り梅の木が並んでいます。いち早く春を告げる花を咲かせて、梅雨前にはたくさんの実をつけます。民謡「ぶらぶら節」の一節には、梅園裏門という言葉が出てきます。これは梅園天満宮に通じる花月の裏門のことで、歌詞の裏門を叩くとは、花月を通って丸山へ抜けていく様子を歌ったものです。また当時、花月の入り口が寄合町側だったことから、丸山を横断している意味にも解釈できます。